【完全ガイド】室内での熱中症対策!今すぐできる10の方法

暑い季節になると、外での熱中症対策に気をつける方が多いですが、実は「室内でも熱中症になる」ことをご存じですか?
エアコンをつけていても、気づかないうちに脱水状態になったり、室温が上がりすぎたりすることがあります。
特に家事や育児、リモートワークをしている方は、室内での熱中症に注意が必要です。
今回は、そんな「室内熱中症」を防ぐための10の対策を詳しくご紹介します!
ぜひ、日常生活に取り入れて、暑い夏を快適に乗り切りましょう。
Table of Contents
室内での熱中症リスクとは?
熱中症は「炎天下で起こるもの」と思われがちですが、実は室内でも発生します。
特に次のような方は、熱中症のリスクが高いので注意が必要です。
✅ 高齢者:暑さを感じにくく、エアコンを避けがち
✅ 乳幼児:体温調節が未熟で、熱をため込みやすい
✅ 持病がある方:心疾患や糖尿病などがあると体温調節が難しくなる
✅ 一人暮らしの方:体調の異変に気づきにくい
また、「室温が28℃以上」「湿度が60%以上」「水分補給が不十分」な状況では、誰でも熱中症のリスクが高まります。
では、具体的な対策を見ていきましょう!
【完全対策】室内でできる熱中症予防10選
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エアコンを適切に使用する
エアコンは「28℃以下」に設定し、扇風機やサーキュレーターを併用すると効率的に部屋を冷やせます。
「電気代が気になる…」という方は、昼間の暑い時間帯だけでもエアコンを使うのがポイント!
特に寝るときは、室温が上がりやすいので、適度にエアコンを活用しましょう。
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こまめな水分補給を忘れずに
のどが渇く前に「意識的に水分をとる」ことが重要です。
特に、コーヒーや緑茶ばかり飲んでいると、利尿作用で水分が失われやすくなるので、水や麦茶、経口補水液などを取り入れるのがおすすめです。
【水分補給の目安】
☑ 起床時:コップ1杯の水
☑ 朝食・昼食・夕食時:それぞれ1杯の水
☑ こまめに200ml程度を飲む(1時間に1回)
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遮光カーテンやブラインドを活用する
直射日光が入ると、室内の温度がぐんと上がります。
朝から夕方にかけては、遮光カーテンやブラインドで日差しをカットしましょう。
さらに、すだれやグリーンカーテン(つる植物)を使うと、より涼しく過ごせますよ!
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服装を工夫して涼しく過ごす
家の中でも「通気性のよい服」を選ぶことで、体温調節がしやすくなります。
✅ 綿やリネン素材の服を選ぶ
✅ ゆったりとしたデザインの服を着る
✅ 吸湿速乾素材のインナーを活用
また、冷却スプレーやクールタオルを使うと、さらに快適に過ごせます。
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食事で「暑さに負けない体」をつくる
食事の内容も、熱中症予防に影響します。特に、汗と一緒に失われる塩分やミネラルを補給することが大切です。
【おすすめの食材】
✅ 梅干し(塩分補給)
✅ 味噌汁(塩分とミネラル補給)
✅ バナナ(カリウムが豊富)
✅ 豚肉・大豆製品(ビタミンB1が豊富で、疲労回復に◎)
暑いと食欲が落ちがちですが、バランスの良い食事を意識しましょう。
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部屋の湿度を調整する
湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温が下がりません。
湿度は50~60%に保つのが理想的です。
☑ 除湿モードを活用する
☑ 扇風機で空気を循環させる
☑ 換気をして湿気を逃がす
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入浴後の脱水症状に注意
お風呂上がりは、汗をかいて体の水分が失われています。
そのまま放置すると、脱水症状や熱中症につながることも。
☑ 入浴前・入浴後にコップ1杯の水を飲む
☑ 長風呂を避け、ぬるめ(38~40℃)のお湯にする
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質の良い睡眠をとる
寝不足が続くと、体温調節機能が乱れ、熱中症のリスクが高まります。
夏の快眠ポイント
✅ 室温は26~28℃に設定
✅ 冷感シーツや枕を使う
✅ 寝る前のスマホ・テレビを控える
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一人暮らしの方は「定期連絡」を心がける
熱中症は、自分で気づかないうちに進行してしまうことがあります。特
に一人暮らしの方は、家族や友人と「こまめに連絡を取る」ことを習慣にすると安心です。
✅ 毎日決まった時間にLINEや電話で連絡
✅ 「今日は暑いね」と声をかけ合う
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少しでも異変を感じたらすぐに対処する
「めまい」「頭痛」「吐き気」「だるさ」を感じたら、すぐに涼しい場所で休みましょう。
【応急処置の手順】
☑ 涼しい場所に移動する
☑ 衣服をゆるめて風を当てる
☑ 冷たい水を飲む(塩分補給も忘れずに)
☑ 保冷剤や濡れタオルで首・脇・足の付け根を冷やす
症状が改善しない場合は、迷わず医療機関を受診しましょう!
まとめ
室内だからといって、熱中症のリスクがないわけではありません。
こまめな水分補給・適切なエアコンの使用・湿度管理など、できることから実践して、暑い夏を快適に過ごしましょう!
家族や友人とも熱中症対策をシェアして、お互いに気をつけてくださいね。