40代不調の原因は?疲れやすさを解消する5つの方法

40代になると、「最近なんだか疲れが抜けにくい…」と感じることが増えてきませんか?

20代や30代の頃と同じ生活をしているのに、ちょっと無理をすると翌日まで疲れが残ったり、以前は気にならなかった体の変化を感じたり。

この疲れやすさの原因は、加齢による体の変化だけではありません。

ホルモンバランスの乱れ、代謝の低下、ストレスの蓄積など、さまざまな要因が重なって起こるもの。

でも、生活習慣を少し見直すだけで、疲れにくい体を取り戻すことも可能です。

今回は、40代女性が感じやすい不調の原因と、疲れを軽減するための具体的な方法を5つご紹介します。

日々の生活に取り入れて、もっと快適に過ごせる体を目指しましょう!

 

40代の疲れやすさの原因とは?

① ホルモンバランスの変化

40代になると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し始めます。

エストロゲンは自律神経の働きを助ける役割があるため、不足すると疲れやすくなったり、気分の浮き沈みが激しくなったりすることも。

また、ホルモンの変化は睡眠にも影響を及ぼします。

「寝てもスッキリしない」「夜中に目が覚める」といった不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

 

② 代謝の低下

年齢とともに筋肉量が減ることで、基礎代謝が下がり、エネルギーをうまく消費できなくなります。

その結果、疲労物質が体内に溜まりやすくなり、疲れを感じやすくなってしまいます。

 

③ ストレスの蓄積

仕事、家庭、人間関係など、40代はさまざまなストレスを抱えやすい時期です。

ストレスをため込みすぎると自律神経が乱れ、疲労感が抜けにくくなることも。

 

④ 睡眠の質の低下

睡眠時間を確保しているのに、朝スッキリ目覚められない…そんな悩みを抱える方も多いのでは?

40代になると睡眠の質が低下しやすく、疲れが取れにくくなることがあります。

 

⑤ 栄養不足

忙しい毎日の中で食事を適当に済ませてしまうと、必要な栄養素が不足し、疲れやすくなる原因になります。

特に鉄分やビタミンB群が不足すると、エネルギーの代謝がうまくいかず、倦怠感を感じやすくなることも。

 

疲れにくい体をつくる5つの対策

1.ホルモンバランスを整える食生活を意識する

ホルモンバランスを整えるためには、食事の見直しが重要。特に以下の栄養素を意識して摂取するようにしましょう。

✔ 大豆イソフラボン(豆腐、納豆、豆乳など)

 → 女性ホルモンと似た働きをする成分で、ホルモンバランスの乱れを和らげる効果が期待できます。

✔ ビタミンB群(豚肉、卵、玄米など)

 → エネルギー代謝を助け、疲労回復をサポートしてくれます。

✔ 鉄分(レバー、ひじき、ほうれん草など)

 → 貧血予防にもなり、疲れにくい体づくりに役立ちます。

栄養バランスの取れた食事を心がけ、体の内側から健康を整えましょう。

 

2.筋力を維持するための運動を取り入れる

基礎代謝を上げるためには、筋肉量を減らさないことが大切です。

とはいえ、激しい運動をする必要はありません。

おすすめは、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動。特に「スクワット」や「かかと上げ」は手軽にできて、筋肉量の維持に効果的です。

1日10分でもいいので、体を動かす習慣を作ることで、疲れにくい体に近づけます。

 

3.睡眠の質を上げる工夫をする

しっかり寝たはずなのに疲れが取れない…そんなときは、睡眠の質を見直してみましょう。

✔ 寝る前のスマホを控える

ブルーライトは脳を覚醒させ、寝つきを悪くする原因になります。

寝る1時間前にはスマホやパソコンを控えるのが理想的。

✔ 入浴でリラックスする

シャワーだけで済ませるのではなく、ぬるめのお湯(38~40℃)にゆっくり浸かることで、自律神経を整え、深い眠りにつきやすくなります。

✔ 就寝前にカフェインを摂らない

コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶やチョコレートにもカフェインが含まれているので、寝る前は避けるのがベター。

 

4.ストレスを上手に発散する

ストレスをため込むと、自律神経が乱れ、疲れやすさの原因に。日々の中で意識的にリフレッシュする時間を作りましょう。

✔ 好きな音楽を聴く

✔ アロマを焚いてリラックスする

✔ 軽い運動をして気分転換する

✔ 1人の時間を確保する

忙しい毎日でも、自分を労わる時間を少しでも作ることが大切です。

 

5.無理をしすぎない!「休む」ことも大事

40代は、仕事や家事、育児などで忙しく、つい無理をしてしまいがち。

でも、頑張りすぎると、心も体も疲れ果ててしまいます。

「今日は疲れたな」と思ったら、家事を手抜きしたり、仕事をセーブしたりして、自分をいたわる時間を作ることも大切。

無理をしすぎず、自分に優しくすることが、健康を維持する秘訣です。

 

まとめ

40代になると、ホルモンバランスや代謝の変化によって疲れやすさを感じることが増えます。

でも、食事・運動・睡眠・ストレス管理を意識すれば、疲れにくい体をつくることは可能です。

「最近、疲れが取れにくい…」と感じている方は、まずはできることから少しずつ取り入れてみてくださいね。

毎日の小さな積み重ねが、健康な40代をつくる第一歩になります。